伝説のバレーボール漫画「アタックNo.1」「サインはV」から続く系譜を受け継ぎし作品。
王道ストーリーを元気に突っ走っています。
平成バレーボール漫画の上位に入るのではないでしょうか。
魔球はありません。
データ
作者「古舘 春一」
出版「集英社」、連載「週刊少年ジャンプ」完結済み
おすすめポイント
友情・努力・勝利と堅実かつ王道な成長ストーリー
1.主人公たちは努力を物語の開始前より努力を重ねている。
2.チームメイト達と時にはぶつかり合いながらも、友情を深めて選手として更なる成長を遂げる。
3.理にかなった指導を行う大人達により、特徴を伸ばし、足りない点を補う。
書いていて、スポーツ漫画として当たり前に面白い・感情移入出来る点しか挙げてないぞと思うも、その王道をキチンと描いていることが素晴らしい作品と言えるでしょう。
男子バレー漫画にありがちな設定だからこそ難しい低身長主人公
現実のバレーもTVを見ていると身長は必須です。
一定の身長の高さは特徴では無く必要不可欠な物。
その点に挑んで物語をまとめきれずに消えていった漫画の多いこと多いこと
※ジャンプの「カイゼルスパイク」は他にも問題は多かったですが、惜しかった。
この作品は主人公にきちんと役割を与えることで、低身長が活躍しまくるという無理矢理すぎる展開を回避しています。
主人子の役割もバレーボールらしいチームプレーから発展しているので、多くの登場人物の活躍や掘り下げに貢献しています。
簡単に言うと、多くの登場人物が活躍する良いチームスポーツ漫画!です。
全員がしっかりとバレーボールに取り組む
不良が入って、一気にレギュラー?なんて展開はありません。
チームプレイの競技に未経験というのは大きなハンデであり、身体能力だけでは解決できないことが多すぎるのが当たり前。それなのにいきなり中心選手でバンバン活躍という展開は好みません。
登場人物は真剣にバレーボールに取り組んで、実力を向上させていきます。
たまに逃げ出しちゃったりするけれど、それもまた青春でしょう。
気になっちゃうかも
特に思いつかないほどきれいにまとまっています。
他メディア
アニメは凄く良いです。迫力あるバレーシーンは必見。私はアニメからコミックを知りました。