富士見ファンタジア文庫の中でもトップクラスの人気を誇った作品。
非常に細かく練られたメカニック設定の中に、無茶をコミカルとシリアスでごちゃ混ぜにしたものが突っ込まれています。
男の子のライトノベル好きは読んだことがある人も多そうですが、完結までに時間がかかったので最後まで読んでない方は今こそ最後まで読み切りましょう。
フルメタル・パニック!(1)
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賀東招二 KADOKAWA 1998年09月
データ
作者「賀東招二」、代表作「甘城ブリリアントパーク」
出版「KADOKAWA」、連載「富士見ファンタジア文庫」
・フルメタル・パニック!新装版 全12巻
・フルメタル・パニック!短編集 全9巻
おすすめポイント
ガサツ魅力的なヒロイン
ヒロインの魅力が非常に高く、独特。
本編でも独特の魅力傾向は強いですが、短編集にてその真価が発揮されます。
シリアスとギャグのバランスが絶妙です。
本編を読むのがつらい時も短編を読めば大丈夫!
非常識真面目な主人公
非常に真面目な主人公です。
ですが、下駄箱を爆破するなど常識が全く足りません。
ヒロインとのコンビは唯一無二の名コンビです。
短編集
勘違いしてもらいたくないですが、本編も最高に面白いです。保証します。
ですが、本来はキャラクターの掘り下げの面も大きい短編集が大爆笑すぎるんです。
高校時代は授業中に隠れて読書していた不真面目人間グループに所属していましたが、「すごいよマサルさん」と「フルメタルパニック短編集」は授業中に耐え切れずに爆笑する人が出てしまいました…
気になっちゃうかも
本編は優しさに満ち溢れていません、シビアです
本編は綺麗ごとだけでは成り立っていないので、人類は皆分かり合えると思っていたら読むべきではありません。
他メディア
アニメ化しています。特に短編集のアニメ「フルメタルパニックふもっふ」は個人的に人生でベストテン入りの面白さです。