他人の家族を引き取った人間達の家族感。
超面白いと言うものではないが、ほどよい気配がページをめくらせる感。
変わった家族の絆を覗いてみませんか。
データ
作者「麻生海」
出版「芳文社」
おすすめポイント
主人公のあっさり感
恋人の姉の子供を引き取って育てることになるのですが、悲壮感が全くない。
淡々とその事実を受け入れて、対応が可能なので対応するとい雰囲気。
困ったことにもズバッと対応するのは、自分が親ではないと割り切っているからのか?
でも、それが小気味よい。
子供たちも頑張っている感。でも受け止めきれてない?
幼児の子供は両親の死を理解できていないが、居ないことは分かりながら頑張る。
中学生の子供は現状を理解し、今できる精一杯を頑張っています。
見てて微笑ましいのだけど、中学生の子が達観しすぎていて心配。
未だに受け止めきれていないから落ち着いている気がしていてハラハラ。
繊細な絵
子供は可愛く、大人はスッキリと非常に上手な絵です。
ストーリー全振りで荒くなったりはしていません。
気になっちゃうかも
まだ3巻
完結してから紹介したい系のお話だが、少しでも応援したくて紹介