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【殺人事件だけが推理じゃない】Q.E.D.証明終了【コミック】

コミック

殺人事件ばかり起こる推理小説は多いですが、この作品は違います。
たまには起こりますが、作者はコンゲーム(騙し合い)が好きなのでそっちの割合も多いのです。
ワクワクしながら読める推理コミックとして一押しです。
※題名が「Q.E.D.iff 証明終了」は続編です

データ

作者「加藤元浩」、代表作「C.M.B.森羅博物館の事件目録」「ロケットマン」

出版「講談社」、連載「月刊マガジン」

おすすめポイント

異色の推理まんが

「金田一少年の事件簿」「名探偵コナン」は私も大好きです。

ですが、この作品は上記の作品と比べるとかなり雰囲気が違います。

本当の刑事事件もありますが、身内のドタバタ劇推理などの割合が高くなっています。
また、大掛かりな犯罪組織などは無く、連続性のあるお話もごくわずかです。

殺人事件の推理を飽食気味の人に読んでもらいたいですね。

興味の無い(嫌い)な数学の推理も面白い

「数学など無駄な知識」とテストの点数が悪い言い訳を吐いていた私ですが、この作品の推理には数学が絡む事件が多く登場します。

実際の事象として数学知識が解説されていると、正直理解は出来ていないのですが「なるほど、数学って面白いかも」と私も騙されてしまいます。

数学が好きな方は深く、嫌いな方は分かった気分を味わえて楽しいかも。

一話完結

月刊誌に連載されていたこともあり、基本的に一話で完結します。

コミックでもほぼ1巻に2話となります。

非常に読みやすく、話が長すぎて訳が分からなくなることがありません。

気になっちゃうかも

絵柄の変化が著しい

初期は非常に書き込まれた、繊細な絵なのです。しかし最近の絵にその面影はありません。

絵柄の変化を許容できないと読み続けられません。

他メディア

ドラマ

大根役者にも限度があると思える出来でした。